老後の生活費 ゆとり 1億円必要? [經濟管理]
老後の生活費の ゆとり には1億円必要だという記事を見た。
もちろん、公的年金も含めてのことだろうけど。
しかし、「老後に1億円必要」は本当だろうか?
先ずは、其の記事を紹介したい!!。
・・・・ここから・・・
老後の生活について雑誌などに特集が組まれる場合、
いつも出てくるのがこの「老後は1億円必要」というフレーズです。
これについては「その通りだ」という人もいれば、
「とんでもない、そんなに必要なはずはない」という人もいます。
一体どちらが正しいのでしょうか?
最初から答えをいってしまいますと、
どちらも正しいのです。
なぜなら、
どんな生活をおくるかによって老後にかかる費用というのは
全く違ってくるからです。少し整理して考えてみましょう。
例えば病気で入院するといくらかかるか?
と聞かれて「100万円かかる」といわれた場合、
全く病気をしたことがない人なら
「ふーん、それくらいはかかるんだ」と思うでしょう。
でも一度でも入院したことがある人なら
「え、それは違うでしょ。どんな病気かで全然違うし、
治療法や入院期間によって金額は大きく違うよ」
と思うはずです。
老後の生活資金についてもこれと似たところがあります。
老後の生活というのはいずれ誰もが経験することですが、
問題は経験をしていない人があれこれコメントしていることです。
評論家や金融機関に勤める人などの多くは
まだ40歳~50歳代で実際に老後の経験はありません。
こうした人たちが老後の生活費用について言及していますが、
実際に年金生活を体験している私からすれば、
どこか違和感があり、
いずれも机上の空論っぽい感じが否めないのです。
ファイナンシャルプランナーの人がよく
「収入ではなくて収支が大事だ」といいますが、
これは全くそのとおりです。
支出が収入を上回らないようにきちんとコントロールしていれば
老後生活といえどもそうそう破たんすることはありません。
要は支出をどれぐらいと見ておくかが重要なポイントです。
いうまでもなく支出というのは
その人がどんな生活ぶりをしたいかということによって全く違います。
この当たり前のことがなぜか老後の話になると
一律に1億円必要ということで思考停止になってしまうのです。
これは恐らく経験していないことからくる
不安心理によるものだといえるでしょう。
「老後に1億円かかる」という計算の根拠は
月35万円で25年間(65歳~90歳)生活する
という試算が前提になっているようです。
この計算自体は正しいですし、
月35万円どころか50万円ぐらいでリッチな生活をしたいのであれば
1億5000万円かかります。
公的年金でサラリーマン夫婦二人の場合の平均的な受給額
といわれる約22万円の範囲内で生活できれば
6600万円ぐらいになります。
つまり生活ぶりによって1億円は正しいともいえるし、
正しくないともいえます。
1億円という金額を聞くと、
直感的にそのお金を全部自分で用意しなければならない
と思ってしまいます。
ところがサラリーマンで定年まで勤めた人であれば
平均寿命まで受給できる公的年金の額は
おおよそ6000万~7000万円程度はあります。
さらに会社で退職金や企業年金が受け取れるのであれば
それが上乗せされますから、
仮に1億円だとしても7~8割程度は自助努力以外で
まかなわれるということなのです。
そうしたもろもろの会社からの分も含む公的な給付を
まず把握することが大切です。
そのうえで自分のライフスタイルを
考えて生涯にかかる費用をおおよそ算出し、
足らない分を用意するというのが正しい順序です。
いうまでもなく金融機関は老後不安をあおり立てます。
そうしないと彼らの商売にはなりませんから、
それを非難しても始まりません。
彼らの使命は金融商品を販売して収益を極大化することです。
そうでなければ株主から文句をいわれるでしょう。
我々生活者はそういうことを理解しておくべきです。
大切なことは人からいわれたことをそのまま信じるのではなく、
自分の頭で考え、自分で判断するということです。
・・・・ここまで・・・・・
この記事は、野村証券で個人の資産運用や確定拠出年金加入者40万人以上の投資教育に携わる大江英樹(おおえ・ひでき)さんが書きました。
引用サイト:http://www.nikkei.com/money/features/90.aspx?g=DGXMZO9377207009112015000000
私の、定年後の生活は、8年過ぎましたが、実感として、そんなに
必要ないと感じている。
確かに大江英樹さんが言うとおりだと思うけど・・・・
退職の時、住宅ローンなどの残高が多いとか、介護の必要な親が
いるとか、子供が無職で同居しているとか、熟年離婚などがあれば・・・
そうはいくまい。
そこで、「転ばぬ先の杖」として、老後も続けられるスキルを
身につけておくべきだとの思いは強い!!。
若いうちから、それを意識して欲しいと思うからだ。
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